フェルト人形を使った年賀状作りに挑戦
年賀状を作る季節になりました。ただ干支のイラストを印刷するだけでは気持ちが伝わらないですよね。
そこで、少しでも手作り感を出そうと干支のフェルト人形を写真撮影して作りましょう。
毎年、少しでも手作り感を出そうとイラストの代わりにフェルトの写真を印刷しています。下の写真は、2022年の年賀状で絵の部分に虎のフェルト人形を使いました。
これは、旅行の時に撮影した写真を印刷したものを背景にして、フェルト人形の周りはローズマリーの葉を散りばめました。
ここで毎年問題になるのは、パソコンのモニターでは良く出来ているものでも印刷するとフェルト人形の影が目立たりして満足するものが中々出来ないことです。何度も撮影の仕直しを繰り返し、最後は妥協することになります。
そこで今年は、もう少しスマートに干支の絵を作ることに挑戦してみました。
使用するのは、写真編集アプリ Photoshop Elements です。
1.デジタルカメラで干支のフェルト人形を単独で撮影。
2.撮影した写真の背景を透明にする。
3.好みの写真の上に背景を透明にしたレイヤーを重ねる。
最初に、ウサギのフェルト人形を撮影します。ウサギのフェルト人形が白いので背景は、茶色にしました。
ノートパソコンの上に茶色の布を被せてその上にうさぎのフェルト人形を置きました。背景の色は、単一でフェルト人形の色と被らなければどれでも構いません。
下の絵が、デジタルカメラで撮影したファイルをPhotoshop Elementsで開いたところです。
Photoshop Elementsで使うツールは、マジック消しゴムツールと消しゴムツールです。
まず、撮影した写真をPhotoshop Elementsのマジック消しゴムツールで背景を透明にします。
左下の消しゴムに星印のあるツールボタンを選択し、背景のところ(ここでは茶色の部分)でクリックすれば大部分が透明になります。
消しゴムツールで消し残りを丁寧に消します。
左下の消しゴムツールを選択し、背景の消し残りはサイズを大きめに設定して処理します。ウサギのフェルト人形との境界部分は、消しゴムツールのサイズを小さめにし画像を拡大して丁寧に処理します。
ウサギのフェルト人形の必要な部分を選択し、コピーして新規ファイルにペーストします。この時、ペーストするファイルを新規に作成する時、カンバスカラーを「透明」にしてください。クリップボードからの画像を新規作成すれば背景が透明を維持しているのでこの方法がおすすめです。
PNGフォーマットで保存すれば、背景が透明のまま保存できます。
背景にしたい写真、ここでは皆既月食の写真に背景を透明にしたウサギのフェルト人形を重ねてみました。
レイヤーを統合してjpgやPNGなどのフォーマットで保存します。
年賀状もこの方法で作成すれば、効率よく満足するものが出来そうです。
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