シラネアオイを見に行きましょう
少し前になりますが、シラネアオイを見にいきました。シラネアオイは、森に咲く花の中でも特に大きくて薄紫の上品な花が咲き「山野草の女王」と呼ばれています。本州では珍しい花ですが、北海道では普通の山で見られる花だそうです。
体力が衰えた老夫婦にとって、労せずにシラネアオイの群生を見る事が出来る場所は、日光の「丸沼高原」です。丸沼高原の「日光白根ロープーウエイ」を利用することで、体力を使わずシラネアオイの花に出会えます。
開花状況は、丸沼高原のホームページで事前に知る事が出来ます。
関東地方環境事務所のシラネアオイを守る会のページに
「シラネアオイを守る会発足のきっかけ並びに歴史・・・日光白根山の斜面に群生していたシラネアオイは、長年多くの人を魅了してきました。しかし昭和50年代の後半に盗掘による減少が確認され、昭和63年頃からはシカの食害が目立ち、急速に減少していきました。そこで平成5年からシラネアオイの育苗が始まり、弥陀ヶ池の斜面で移植と播種が行われるようになりました。平成7年には生育地に電気柵が設置され、シカの食圧を防いでいます。これらの対策が功を奏し、柵の中はシラネアオイの群生が見られるようになりました。」
と説明があります。
シラネアオイが労せず見られるのは、この様な人たちのおかげと感謝の思いでいっぱいです。
ルートは、
関越自動車道で降り、「なめこセンター」へ寄り道です。「道の駅 川場田園プラザ」で休憩して「吹割の滝」でマイナスイオンをいっぱい浴びてから、丸沼高原へ向かいます。
日光白根ロープーウエイの発券所に山頂の開花情報がありました。開花情報は、シラネアオイ、チングルマ、エゾノツガザクラ、コマクサ、コミヤマカタバミと書いてありました。
ロープーウエイに乗って山頂駅へ行き、ロックガーデンのシラネアオイ群生地へ。ロープーウエイを降りるとシラネアオイがお出迎えです。
開花情報にあったコマクサなどいろいろな花々も咲いていました。
帰りは、金精道路を通って「奥日光湯元温泉」で宿泊して、硫黄臭の温泉に浸かりました。翌朝、早めに宿を出て湯の湖近くの駐車場を確保(すぐに満車になる)して、散策です。解禁日が過ぎてトラウトフィッシングをする人が湖の中に入って釣りをしていました。
時間があれば、日光の「東照宮」などを見学していけます。東北自動車道を利用して帰路につきました。
コロナが5類に変更になりまた、またシラネアオイを見に行きたいと思います。
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