ナイロンネットとPPテープでスイカネットを作製しましょう
小玉スイカをプランターを使って空中栽培(小玉スイカを種からプランターを使って空中栽培で収穫しましょう )で育てるとスイカの実が大きくなるにつれ、スイカの実を支えるネットが必要になります。ここでは、身の回りにある材料で簡単に作る事が出来るネットを紹介します。
1つは、玉ねぎなどが入っていたナイロンネットで、もう一つがPPテープを使って編み込んだネットです。
1. 玉ねぎなどが入っていたナイロンネット
玉ねぎが入っていたナイロンネットは、スイカの実が大きくなるのに合わせて伸びていくので、スイカの実に無理な力がかからず、スイカの実を優しく包む事が出来ます。
下の写真左のナイロンネットに凧糸を通します。
ネットに凧糸を通す時、ピンセットでネットの穴を広げてから(上の写真右)凧糸を通すと簡単に糸が通ります。
2箇所くらい糸を通して(上の写真左)スイカに被せ、丈夫な支柱などに凧糸を固定します(上の写真右)。
スイカの実が大きくなるにつれてネットが伸びて支える事で、ツルの負担を和らげます。
2. PPテープを編み込んだネット
スイカの実が大きくなるとナイロンネットでは、重さに耐えられるか不安になります。安心のために補強するPPテープを使ったネットの作製を紹介します。
1mの長さのPPテープを用意し、真ん中の50cmの所で結びます(下の写真)。
次に、結んだところから3cm、8cm、15cm、24cmの所にマジックで印をつけます(下の写真左)。
印をつけたら、PPテープの端を横に広げ、真ん中を結び目まで裂いていきます(下の写真右)。
さらに端を横に広げ、真ん中を結び目まで裂くことで1本のPPテープを4本にします。
もう片方も同じ様に4本にし、結び目から8本の紐にします(下の写真左)。
PPテープを8本の紐にしたら、ネット状に結んでいきます。
まず、2本の紐を3cmの印の所で結びます(上の写真右:黄色矢印)。
次に、8cmの印の所を3cmの印の所で結んでいない紐同士を結びます(上の写真右:マゼンダ色矢印)。
同様に、15cmの印の所を結びます(上の写真左:オレンジ色矢印)。
さらに24cmの印の所を結びます。以上で出来上がりです。
約1kgのスイカの重さには十分耐えられます(上の写真右)。
上の写真は、実際にスイカの栽培に使っているところです。左はナイロンネットの補強のためにスイカの実にPPネットをかけたところで、右がスイカの実がかなり大きくなって来た時の状態です。
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