常陸秋そばでそば茶を作ってみました

2024-01-28

 常陸秋そばの種まきに参加した時に、いただいた蕎麦の実(種)で自宅でも蕎麦を育てたり、蕎麦もやしを収穫して食べたりしました(プランターで蕎麦を育てましょう )。残った蕎麦の実の扱いを検討していたところ、2023年12月10日に「相葉マナブ」の#525『マナブ!新そばで美味しいそばを打ちた~い!』で蕎麦茶の作り方を紹介していたので早速試してみました。

殻付きの蕎麦の実で蕎麦茶を作る
 普段愛飲している蕎麦茶は、蕎麦殻の無い「丸抜き」を炒ったもので蕎麦は韃靼蕎麦を使ったものです。今回は、日本蕎麦の常陸秋そばで「蕎麦殻付き」です。どんな蕎麦茶が出来るか楽しみです。

 作り方は、『マナブ!新そばで美味しいそばを打ちた~い!』に従っております。
 蕎麦の実(約50g)は、汚れを落とすためにザルの中で水洗いしました(下の写真右)。

 水に浮いた蕎麦の実は取り除き、ザルの中で乾燥させました。
 洗った蕎麦の実をフライパンに入れ、弱火で炒めます(下の写真)。

 最初のうちは、ポップコーンの様に飛び散るものがありました(下の写真左)。適宜蓋をすると良いかも知れません。お湯を入れてそば茶の出来上がりです(下の写真右)。

 味は、いつも飲んでいる市販の韃靼そば茶に比べ香りは弱いです(ほとんどしない)。味は、上品な甘みがあるそば茶になりました。

韃靼そばについて
 韃靼そば茶(下の写真)の説明によると、『韃靼そばは、ルチンが豊富で通称「苦そば」と呼ばれています。そば粉を口に含むと爽やかな苦味が広がる事からこの名がつけられました。そばの香ばしさを楽しめるお茶です。』だそうです。

 蕎麦茶に苦味は感じられず香ばしいお茶になります。

日本蕎麦と韃靼そばの植物としての違い
 日本蕎麦は、「他家受粉」です。雌しべが雄しべより長い長柱花とその逆である短柱花があります。同じ花同士では、受粉出来ないため実がなりません(プランターで蕎麦を育てましょう )。
 韃靼そばは、「自家受粉」です。ひとつの花の中で受粉が出来るため、日本蕎麦より多く収穫出来ます。