プランターで蕎麦を育てましょう
新蕎麦の季節になりました。お蕎麦を打てる程の量の収穫は出来ませんが、家庭でもプランターで蕎麦の種を蒔いて、蕎麦もやし(蕎麦スプラウト)の収穫や花の鑑賞が手軽に出来ます。
種まきは、8月のお盆前後に行います。下の写真の左は、そばのみです。プランターにそばの身を蒔いて軽く土を被せます。あまり水をあげすぎるとそばの実が腐ってしまうので注意して下さい。種を蒔いて、3日程で下の写真の右のように発芽します。
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下の写真は、左が発芽後4日、右が15日後です。この頃、10cmくらいに伸びたら(約10日前後)「蕎麦もやし(蕎麦スプラウト)」として根本から切り取って収穫します。おひたしやサラダにするとルチンたっぷり食品になります。
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種を蒔いてから35日後の状態が下の写真です。白い花が咲き始めました。
花は2種類存在し、めしべの長い「長柱花」(下の写真上段の右、矢印の部分がめしべ)とめしべの短い「短柱花」(下の写真下段の右、めしべが見えない)で同じ種類の花同志では、受粉しても実が出来ないそうです。
蕎麦は、1個体では種子を生産することができない「自家不和合性の作物」というそうです。詳しくは、「自殖性普通ソバ品種育成のための異形花型自家不和合性および子実脱落性の遺伝育種学的研究」に掲載されています。
遺伝学的に興味があり、対立遺伝子の関係を理解しようとしましたが、何度読んでも理解出来ませんでした。
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下の写真は、宮城県と茨城県の蕎麦畑の花の写真です。
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蕎麦は、種を蒔いてから75日位で収穫できる作物だそうです。下の写真は、種まき後71日目(左)76日目(右)の状態です。蕎麦の実も黒くなり収穫出来そうです。
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やはりお蕎麦は、もり蕎麦がいいですね。下の写真は、栃木と信州のお蕎麦です。
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